2014年03月23日

チューリッヒ1年間の旅が終了

ということで、いよいよ日本に帰国します。何かの機会で本ブログを読んでくださった皆様や、定期的に本ブログをチェックして頂いた皆様、どうもありがとうございました。

日本帰国後は以下についてのまとめ記事(目次とちょっとした解説ページ)を執筆する予定ですが、ほとんど新規の情報は出て来ないかと思われます。

「観光」&「外食」(チューリッヒ以外)のスイス旅行に関するまとめ
「外食」(チューリッヒ近郊)のまとめ
「手続き」(スイス入国前後)に関するまとめ
「手続き」(スイス出国前後)に関するまとめ
「電車や乗り物チケット」に関するまとめ
「スイス経済」に関するまとめ

自分の仕事柄、おそらく先進国に長期滞在することはもうないかと思われますが、仮にどこかの国に長期滞在することになった場合は、「○○×年間の旅」というタイトルでまたブログを立ち上げますので、いつかどこかでそういうブログを見かけたら、お声をかけていただければ幸いです。

こちらで知り合ったリアルな知り合いの方々や、本ブログを読んでいただいた皆様、1年間どうもありがとうございました。


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posted by もんじゃ at 00:00| Comment(20) | TrackBack(0) | 日記

2014年03月22日

レストラン「Holiday Inn Lugano Paradiso」

本日は、ルガーノ旅行時に行ったレストラン「Holiday Inn Lugano Paradiso」(場所HP)をご紹介します。

この日は日曜日だったため、ルガーノ市内のレストランがかなり閉まっていました。本来であれば、ルガーノ地方の郷土料理と海の物が食べたかったのですが、両方を満たすお店が無かったので、ここになった次第。



で、実際に僕らの注文したのは↑画像のように、画像手前でティチーノ地方郷土料理の子牛のすね肉煮込み「オッソブコ(Osso buco)」(CHF25くらい?)と、一度も見たことない料理名があったので注文してみた「何か」(CHF22で、牛の薄切りステーキかな?)です。ちなみに、お品書きは全てイタリア語で店員さんも英語は話せなかったっぽいです。(こちらの言う英語は理解していたみたいです。)

オッソブッコの方は、相当煮込まれているのか骨付き肉は軟骨みたいなところまで美味しく食べれました。どこかのガイドブックで見たオッソブコはデミグラスソースっぽい色でしたが、ここのオッソブコはトマトソースで、さっぱりしてました。(むしろ本場のミラノのオッソブコはトマトベースの煮込みみたいですね。)薄切りステーキ肉も塩ベースの味付けで美味でした。
また、写真はありませんがデザートにティラミスも食べました。さすがイタリア語圏だからなのか、ティラミスはかなりの絶品でオススメです。


という事で、外食シリーズも今日で最終回となります。中盤から後半にかけては、グルーポンとDeinDealのクーポンでの外食がほとんどとなってしまいましたが、皆様のご参考になれれば幸いです。
また、帰国後に「観光」&「外食」カテゴリーについてのまとめ記事を執筆する予定ですが、新規の情報は今日で最後となること、ご容赦ください。


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posted by もんじゃ at 20:33| Comment(32) | TrackBack(0) | 外食

2014年03月21日

期待するお釣が戻ってこない

現在、日本への帰国に備えて、たまったコイン(ラッペン)をどんどん使っています。日本に住んでいたら、例えば725円の商品を購入するときに1225円を支払えば500円玉がお釣として返って来るのですが、こちらでそのような事をすると怪訝な顔をされる場合が多いです。
おそらく「CHF26の商品に何でCHF31に出すの?」という感じじゃないのでしょうか?僕はCHF26とわかっていてCHF31を支払ったのですが、店員さんがドイツ語で「いやいやCHF26だって!」と言って、CHF4のお釣と僕の出したCHF1を返してくるわけです。

あと数日で、財布の中のコイン(大した額ではありませんが)を使い切れるのだろうか、ちょっと不安になります。


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タグ:硬貨 お釣
posted by もんじゃ at 01:43| Comment(22) | TrackBack(0) | 生活

2014年03月20日

健康保険の解約と確定申告書の提出

今日で僕と奥さんの健康保険の解約を完了しました。この手続きは非常に簡単で、メールで健康保険会社に解約したい旨と、↓記事中の住民登録解除手続きでもらった健康保険解約のための書類をPDFにして送ったところ、ほどなくして健康保険会社から解約完了の手紙が自宅に届きました。

【スイスから日本へ本帰国する時の手続き〜その3〜】
http://zurich-life.sblo.jp/article/89087897.html


また、先ほど各種確定申告書(Wegleitung zur Steuererklärung 2013)の書類を郵送しました。何を添付するのかよくわからなかったのですが、とりあえず

1.ETHから給与を受け取っていない証明書の写し
(秘書さんにお願いして書類を用意してもらった。)

2.日本から給料が出ている証明書の写し
(日本の職場にお願いして英語書類を書いてもらった。)

3.健康保険解約のための書類の写し(自分と奥さんの分)
(数日内に日本に帰国するのを示すため)

上記の3つを同封して郵送しました。また、確定申告書の自分の給与欄のところには英語で「私の給与は日本の組織から出ています」と書いておきました。↑の記事でも書きましたが、何か不備があれば僕の税務関係の代理人(保証人)となっている大家さんに連絡が行くのでしょうね。

とりあえず、これで帰国に関する以下の手続き

住民登録の解除
税務関係の代理人(保証人)探し
UBS銀行の解除
健康保険の解約
在スイス日本大使館への帰国届提出

と、帰国とは直接関係の無い3月末〆切の確定申告書類の提出が終わりました。この辺りの手続き関係も後日にまとめ記事を書こうと思っておりますが、いよいよ帰国まであと数日です。


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posted by もんじゃ at 15:23| Comment(20) | TrackBack(0) | 手続き

2014年03月19日

UBS銀行口座の解約

【UBS銀行の口座開設】
http://zurich-life.sblo.jp/article/64367822.html

↑の記事通り、僕はスイスでUBS銀行の口座を開設していたのですが、先ほど解約して来ました。最初にエリコン駅前のUBS銀行に行ってきたのですが、「口座を開いた支店でしか解約ができない」と言われたので、口座を開いたチューリッヒ市内のBahnhofstrasse 72のUBSに行きました。

ここで「口座を解約したいのだけど。」と受付のお姉さんにお願いしたところ、解約には以下の3つを持参するようにとの事。

1.パスポートの掲示(滞在許可証カードで可)
2.UBSから送られたキャッシュカードやクレジットカードのカード一式
3.eバンキング用のカードとカードリーダー

その時、僕はキャッシュカードしか持っていなかったので、とりあえず上記を取りに家に戻り、再びUBS銀行に。そしたら今度はお姉さんに、「口座に残っているお金は日本の銀行にも送金できるけど?」と言われたのですが、その時は他の口座情報をメモして来なかったので、残金の送金を断念。お姉さんに聞いたところ、口座の残金はその場でキャッシュで返してもらうことはできないようです。まぁ事前にほとんどの残金を引き出してCHF5.2しか口座に残っていなかったので、僕は特に大きなダメージでもありませんでしたが、口座を解約される皆様はご注意ください。
ちなみに、実際僕がしたのは解約の書類にサインをするだけでした。


スイスの銀行って事で、維持費がかからなきゃこのままUBS銀行の口座を帰国後も持っていたかったのだけどなぁ……。


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posted by もんじゃ at 02:22| Comment(18) | TrackBack(0) | 手続き

2014年03月18日

レストラン「Croce Federale」

【ベリンツォーナ・ロカルノ旅行記】
http://zurich-life.sblo.jp/article/90803566.html

今日は、↑記事のベリンツォーナに行った時に入ったレストラン「Croce Federale」(場所HP)を紹介します。

ちょうどランチを食べれるレストランを探していたのですが、外から見たお店の感じが開放的だったので、このレストランに入りました。お品書き(メインはイタリア語ですが、英語も併記されてました)を見ると、パスタ・ピザ等のイタリアンメニューが主体のお店だったので、僕は一番豪華そうなピザ(名前は忘れましたがCHF22だったような気がします。)を注文。



↑画像のようなピザが運ばれて来ました。オリーブがたくさん入っていて、チーズも何種類か散りばめられており、非常に美味でした。これ、一枚全部食べきると凄くお腹いっぱいでした。ちなみに、画像はありませんが、ボンゴレビアンゴのパスタも美味しいとの事。
また、ウェイターの方は英語をしゃべりませんでしたが、僕らの英語は理解してもらえたっぽい感じがします。さすがに、いつもMigrosの1枚CHF6くらいのピザを半額でしか買っていない僕でも、「これは美味しいピザだ!」とわかりました。(笑)


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posted by もんじゃ at 15:35| Comment(16) | TrackBack(0) | 外食

2014年03月17日

ルガーノ旅行記〜その2〜

【ルガーノ旅行記〜その1〜】
http://zurich-life.sblo.jp/article/90473300.html

【ベリンツォーナ・ロカルノ旅行記】
http://zurich-life.sblo.jp/article/90803566.html

という事で、ティチーノ旅行シリーズの最終回です。この日は、ルガーノのサンサルヴァトーレ展望台(Funicolare San Salvatore)(場所HP)に行ってきました。アクセスは、Lugano Paradiso駅から徒歩5分くらいのところにケーブルカー乗り場があり、ケーブルカー乗車10分くらいで展望台駅に到着します。(HalbtaxAbo利用で往復チケットが一人CHF12でした。)



↑画像が、San Salvatoreへのケーブルカーになります。このケーブルカーは冬季にクローズしているのですが、ちょうどこの前日がオープン日だったので、ケーブルカー自体もピカピカでした。
ケーブルカー降り場は、サンサルヴァトーレ山の頂上に到着するのではなく、多少手前に到着します。頂上に行くには10分程度(登り階段)歩かなければなりませんが、その間に地質・化石・気象に関する美術館(入場無料)がありました。頂上には教会が立っており、礼拝堂に入ることもできますし、教会の屋上にも行けます。(もちろん入場無料)





教会の屋上からは、↑上画像のように日本で言う天橋立みたいなMelide(メリデ)からBissone(ビッソーネ)に至る橋や、↑下画像のようにルガーノ市内やMonte Bré(モンテブレ)が見えます。ルガーノ中心部については、サンサルヴァトーレ山の中腹が邪魔して見通しづらいのが多少残念。


そしてケーブルカーで降りて、Lugano Paradiso駅周辺を散策してみました。↓画像の通り、やはり湖畔沿いがリゾートな感じがして、風景もかなり良いですね。また、すでにルガーノ市内は桜が咲いてるし、最高気温も10℃後半くらいあるし、すでにルガーノはすっかり春になってました。






さて、後日に今までの観光記事のURLをまとめたエントリーを執筆しようとは思っていますが、このティチーノ地方の旅行が1年間のスイス生活を締めくくる最後の旅行となるため、本ブログの観光カテゴリはこれで実質最終回となります。今までの観光カテゴリーの記事が、スイスに住んでいる方や日本からスイス旅行をしようと思っている皆様のご参考になれば幸いです。


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posted by もんじゃ at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 観光

2014年03月16日

ベリンツォーナ・ロカルノ旅行記

【ルガーノ旅行記〜その1〜】
http://zurich-life.sblo.jp/article/90473300.html

今日は、ティチーノ旅行シリーズでベリンツォーナ(Bellinzona)の世界遺産になっているお城カステルグランデ(Castelgrande)(場所HP)とロカルノ(Locarno)のマドンナ・デル・サッロ教会(Sanctuary Madonna del Sasso)(場所ドイツ語HP)の報告です。

そうそう、今回の旅行はルガーノ市内のホテル「IBIS budget」(場所HP)に宿泊しています。ダブルルーム(+ロフトベッド)3泊でCHF267(朝食無)とかなりお得なホテルでした。なお、いつも通りbooking.comで予約。

さて、最寄のLugano Paradiso駅からロカルノまでの24時間券(往復券)を購入して、まずはベリンツォーナへ。(ロカルノまでの24時間券を買えば、ベリンツォーナもチケットの範囲内です。HalbtaxAboを利用して一人CHF12くらいだった気がします。)

ベリンツォーナには、世界遺産となっているお城が3つ(Castelgrande,Castello di Montebello,Castello di Sasso Corbaro)あります。
どのお城も通年通して中に入れますが、Castello di Montebello,Castello di Sasso Corbaroの中にある博物館については、冬季クローズとなっています。今回僕らはCastelgrandeに行って、城内見学と通年オープンの博物館を見て来ました。(駅から徒歩10分くらいかと思います。)





↑画像の通り、お城の見張り塔みたいなところから、ベリンツォーナの街が一望できます。元々、カステルグランでは高台の上に建っているため、360°周りが見えていいですね。もちろん、同じく世界遺産になっている城壁も見えます(↑上の画像の右奥方向に伸びる緑色(芝生)の通路みたいなもの)。
城内の博物館は一人入場料CHF5で入場でき、ベリンツォーナと3つのお城の歴史が英語ビデオで見れたり、城の歴史や遺跡品等の展示を見れたりします。「何故、このベリンツォーナに3つもお城があるのかな?」と思っていたのですが、僕の英語力では英語ビデオを見てもほとんどその謎は解けませんでした。ただ、このベリンツォーナの地は支配者が次々と代わった事と、最終的にフランス軍を追い出してスイス同盟に庇護を求めてからは、ベリンツォーナが安定したという事がわかりました。


次は、ロカルノに行ってきました。ロカルノ駅からケーブルカー駅までは徒歩3分くらいでしょうか。ケーブルカーは、HalbtaxAboを使えばCHF7くらいでマドンナ・デル・サッソ教会のあるOrselina駅までの往復チケットを買えます。(後述しますが、天気が良ければ片道チケットを買って、帰りは歩いて市街地まで下ると良い運動になります。)



ケーブルカーで登ってOrselina駅に降りると、↑画像の通りロカルノ市街地とマドンナ・デル・サッソ教会を見渡せる展望台がすぐ近くにあります。また、実際にマドンナ・デル・サッソ教会には、Orselina駅の脇から下る階段を使って行けます。かなり急ながけの上にマドンナ・デル・サッソ教会が建っていて、かなり階段を上り下りすることになるので、足の悪い人がマドンナ・デル・サッソ教会に行くのは厳しいかもしれません。





↑画像の通り、そこそこ立派な礼拝堂があり、僕らがちょうど行った時には礼拝堂でパイプオルガンを弾いていた牧師さん(?)がいました。また、この礼拝堂前の広場もロカルノ市街を見下ろすビューポイントとなっています。また、教会内には様々なフレスコ画や彫刻等があり、さながらミュージアムの雰囲気でした。

さらに、このマドンナ・デル・サッソ教会から下のロカルノ市街地に通じる徒歩道みたいなものがあるため、帰りはこの徒歩道で下る方が良いかも。(ケーブルカーのOrselina駅まで戻るとなると、かなりの階段を登らなければいけないし。)ちなみに徒歩道を下っても、途中のケーブルカー駅(駅名は忘れてしまいました。すんません。)の脇を通るので、そこからケーブルカーをつかまえる事も可能です。ちなみに、途中駅からケーブルカーに乗る場合は、ケーブルカーが来たら手を上げて「止まって!」と合図を出せと看板に書いてありました。


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posted by もんじゃ at 23:59| Comment(16) | TrackBack(0) | 観光

2014年03月15日

ルガーノ旅行記〜その1〜

スイスで唯一まだ観光していなかったティチーノ地方に旅行しています。今日は、ルガーノのブレ山(Monte Brè)とスイスミニアチュア(Swiss Miniature)に行って来たのでご報告します。

まずはMonte Brè(場所HP)ですが、ルガーノ市にある展望台でちょっとしたハイキングコースもあります。

ちなみにですが、僕らはルガーノの2番,11番,12番バス「Cassarate, Monte Bré」で降りて、ケーブルカーで「Cassarate」から「Monte Bré」まで登りました。その後は、ケーブルカー乗り場の「Monte Bré」から↓の地図に示すハイキングコースを一周しました。(一周で大体20分〜30分くらいだったでしょうか?)



なお、ケーブルカーはHalbtaxAbo価格で往復CHF12.5/大人でした。そうそう、ここのケーブルカーはチケットの買い方がちょっと特殊です。というのも、ケーブルカー路線自体が@「Cassarate」←→「Suvigliana」とA「Suvigliana」←→「Monte Bré」で分かれており、「Suvigliana」駅で必ず乗換えが必須になります。このため、ケーブルカー始発駅の「Cassarate」ではチケット売り場がなく、次のAの「Suvigliana」の駅で買うことになります。
@の「Suvigliana」駅とAの「Suvigliana」駅が道を挟んで分離しているのですが、@路線だけ乗る人は@「Suvigliana」駅を出た直後に自動券売機で精算して、Aの路線も乗る人はAの「Suvigliana」駅で@とAのチケットを対人窓口で買うシステムになっています。

「Monte Bré」駅を降りてからですが、↑地図上の左端くらいのところが展望台みたいになっており、↓画像の通り眼下にはルガーノの広がる景色が堪能できます。(今日はモヤがかかっていたために、ベストショットが取れませんでした。)



また、↑地図上の右端くらいに休憩所みたいなスペースがあり、ここからは↓画像の通りBrè村が見下ろせます。



↑画像に見える奥の方はイタリア領となっており、ここはもうスイスとイタリア国境付近となります。


その後、僕らはケーブルカーで下まで降りて、2番バスでルガーノ駅まで戻り、S10でMelide駅(ルガーノ駅から南へ2つ先の駅)に向かいました。Melide駅から徒歩3分くらいのところに、Swiss Miniature(場所HP)があります。Swiss Miniatureは、スイス全体のミニチュアがあるテーマパークなので、ここに来ればスイス全体を一度に観光できるという触れ込みですかね。
通常の大人の入場料はCHF19ですが、今月末(2014年3月)までは30%オフとなっているため、僕らの入場料はCHF13くらいでした。(冬季はオープンしていない模様)





↑画像のように、写真画像(上がベルンの時計塔で、下は同じくベルンの連邦議事堂)で見ると、割と精巧に作られているのがわかるかと思います。全部で120以上の展示物があるのですが、日本人に馴染みのある観光名所はそんなに多くなく、展示物の多くはスイス国内にある各地のお城で占められています。(僕らが実際に行った事のあったものは、シヨン城、ベルンの時計塔と連邦議事堂、チューリッヒの空港と市役所とグロスミュンスター、ルツェルンのカペル橋やライオン像、メンヒ・ユングフラウ・アイガー、ハイジ村、ローザンヌの大聖堂と言ったところでしょうか?)
なお、このミニチュア群の中には鉄道やら船もあり、池の中で船が動いていたり、鉄道模型は線路を走っていたりで、子さい子供さんとかジオラマ関係の好きな人にはたまらないテーマパークかもしれません。


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2014年03月14日

CERN(欧州原子核研究機構)見学記

帰国直前ですが、スイス最後の旅行を兼ねてジュネーブにあるCERNとティチーノ地方に来ています。という事で、今日はCERN(欧州原子核研究機構)(場所HP)の見学報告です。アクセスですが、ジュネーブの18番トラムの「CERN」で下車して、徒歩1分くらいのところに受付があります。
理系(特に物理や素粒子関係)では「聖地」と言えるような研究所なので、僕もスイスにいる間に是非とも行きたいと思っていたのですが、何とか帰国前に間に合って何よりでした。

さて、CERNでは日曜・祝日を除いてほぼ毎日ガイドツアーが開催されており、こちらのサイトから予約を入れることが出来ます。ガイドツアーには、英語とフランス語のどちらかで申し込めるのですが、当然僕は英語で1月くらいに申し込みました。CERNのガイドツアーは、かなり人気があることもあり、2,3ヶ月先までほとんど予約が埋まっているので、相当前の段階で予約を入れておくほうが良いかと思われます。
また、CERNの敷地や建物はスイス・フランスの両方に跨っているために、ガイドツアーに参加する場合はパスポートが必要になります。

さて、CERN到着後に受付のお姉さんに「本日のガイドツアーで来たのだけど」と言うと、名札が渡されて10時半にこの場所に集合してと言われました。なお、僕は大きなリュックサックを背負っていたので、「この荷物をどこかに置く場所ない?」とお姉さんに聞いたところ、お姉さんが近くの物置みたいなところに連れて行ってくれて「ここに置いていいわよ。」と案内してくれました。(もちろん会話はすべて英語でOK)
とりあえず大きな荷物の持っている方は、ジュネーブ駅のロッカーを利用しなくてもCERNの受付で預かってくれるみたいです。

ガイドツアーですが、まずはCERNの歴史や過去の偉業を紹介するビデオを30分くらい見ます。その後受付の外へ出て、↓画像のように加速器の模型や謎の球体の脇を通り抜けて、ATLAS(A Toroidal LHC ApparatuS:トロイド型LHC観測装置)の司令室を見学します。







なお、謎の球体はCERNにまつわる実験器具や機会等の展示スペースになっており、ガイドツアーが終わった後に各自で入館することができます。現在、ATLASは2年間のメンテナンス期間中となっているのですが、司令室から各メンテナンス作業員に指示等を出しているそうです。なお、現在は司令室に人があまりいない状態ですが、実験期間中はこの司令室にかなりの人数が詰める状態になるそうです。
その後、僕らはCERNの最近の発見に関する30分くらいの3Dビデオ(主にヒッグス粒子関連)を見た後に、Q&Aを経て解散となりました。

また、受付の下にもプチ博物館みたいなものがあり、そこで素粒子の基本を勉強する展示物がたくさんあるので、そこも見てみました。↓画像みたいに、実際の粒子加速器のレプリカも展示してあり、非常に興味深かったです。



今回の見学の印象ですが、やはり最近のホットなトピックとして、昨年ノーベル賞を受賞したヒッグス博士とヒッグス粒子に関する話が多かった気がします。質量の起源になるヒッグス粒子とヒッグス場ですが、ガイドツアーのツアーコンダクターは、光子以外の素粒子はヒッグス場から相互作用を受けることで質量を獲得したが、光子はヒッグス場と相互作用しないので質量がないと説明してくれました。ここで僕は、重力と電磁気力の及ぶ範囲が無限遠になる(つまり、それぞれの力を媒介する粒子の質量が0)という事は、重力子(まだ発見されていませんが)と光子はヒッグス粒子とは相互作用しないわけね、と納得。確かに、電磁気力の場合は「クォーク」と「レプトン」が正負電荷の最小単位ではあるけれど、重力の元になる各物質の質量についてはどのように決まるかがわかっていなかったので、40年も前に「各粒子の質量はヒッグス場との相互作用の強さで決まる」と見抜いたヒッグス博士に感嘆です。

ちなみにこの日は、朝5時に起きてチューリッヒからジュネーブに向かったのですが、このガイドツアーが終わってすぐに今度はルガーノに向かいました。一日で10時間くらい電車に乗り続けたのも今回が初めてでした。


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posted by もんじゃ at 15:22| Comment(24) | TrackBack(0) | 観光